DIPS申請で選ぶ『飛行目的』と『飛行理由』について解説します

飛行目的と飛行理由

ASCII.jp:ドローン宅配、アメリカで急拡大へ 日本との差鮮明に

アメリカのドローン配送への取組がニュースになっていましたね。

日本も安全に配慮し、実証実験が多数行われています。
こういった記事を見ると、ドローンが自分たちの生活にもっと身近になっていくんだなと実感させられますね。

さて、今回の記事はドローンをこれから始める方に向けた記事となります。
『自分は何度も飛行許可を取得したことがある』といった方は、他の記事をぜひぜひ読んでいってください。

飛行許可申請の15種類の『飛行目的』

1度でもDIPS2.0でオンライン申請をしたことがある人であれば見たことのある『飛行目的』。
慣れていればなんとなくわかるんですが、初めて飛行許可を取得する方は、自分の利用方法がどれに該当するのか悩みますよね。

具体例も交えてわかりやすく解説します。
まず、どのタイミングで『飛行目的』を選ぶのか?

ドローンを始めた場合下記のような手順で進んでいきます。

①DIPS2.0アカウント開設

②機体登録

③飛行許可申請

この③飛行許可申請の際に設問事項としてでてきます。

下記の14種類ですね。

飛行の目的区分具体例
空撮業務風景・施設の撮影、TV・映画制作、イベント撮影等
報道取材業務報道取材等
警備業務侵入者追跡、工場内立入者監視等
農林水産業業務農薬散布、松くい虫防除、種まき、肥料散布、育成踏査等
測量業務工事現場での測量等
環境調査業務放射能計測、大気汚染調査等
設備メンテナンス業務プラント保守、施工計画調査、ソーラーパネル管理等
インフラ点検・保守業務道路・橋梁点検、トンネル内点検、河川管理施設の点検、海岸保全施設の点検、港湾施設の点検等
資材管理業務プラント資材管理、資材の容積計測等
輸送・宅配業務物資輸送、宅配等
自然観測業務火山観測、地形変化計測、資源観測等
事故・災害対応等業務土砂崩れ等の被害調査、山岳救助、水難者捜索、被災者捜索、火災等の原因等の調査、交通事故現場検証等
趣味業務外協議会、スポーツ、レクリエーション、個人的な趣味の飛行等
研究開発業務研究開発等
その他業務/業務外上記以外の理由、試験飛行の場合

見ていただければわかるように、『飛行目的』は業務・業務外・業務/業務外の3つに分類されています。
ちなみに業務外の『趣味』を選択した場合、包括申請はできません。

『飛行理由』について

何のためにドローンを飛行させるのか理由を選択する必要があります。

1.禁止されている次の空域を飛行するため

①空港周辺
②地表・水面から150m以上の高さの空域
③人・家屋の密集地域

『飛行理由』は、通常は『飛行目的と同じ』でOKです!

2.1で①または②を選択している、若しくは4で④を選択している場合は、飛行する最大高度を入力してください
上記の①~②(又は下記の4で催し物上空)の理由を選択した場合は、飛行高度を記入します。

3.1で①または②を選択している場合は、関係機関との調整結果を入力してください。
関係機関との調整結果を入力します。

4.禁止されている次の方法で飛行するため

①夜間の飛行
②目視外での飛行
③人・家屋から30m未満
④催し場所上空
⑤危険物の輸送
⑥物件投下

『飛行理由』は、通常は『飛行目的と同じ』でOKです!

飛行許可申請代行

まとめ

いかがでしょうか?
今回は、ドローンの飛行許可申請に設問の『飛行目的』と『飛行理由』についてまとめました。

弊所は京都を中心に、全国でドローン飛行許可申請をサポートしています。

機体登録や包括申請を代行してほしい。
難易度の高い個別申請についての相談をしたい。

そんな時はお気軽にお問い合わせください。
労働時間という概念がありませんので、起きてる限り(酔っぱらっていない限り)はご対応させていただきます。

 

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